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動かしている実感が湧かない」を解消する!首の1ミリが手先を変える理由
:2026/06/10│
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ヨガのクラスの最初でよくある、首を左右前後に動かす些細な動き。
皆さんは普段、どんな意識で動かしていますか?
実は、上のスタイリッシュな図(アメリカのスタンフォード大学ペインクリニックが公開している「上肢の神経学的検査」のマップ)を見ていただくと分かるように、首のスペースには重要な神経がぎゅっと詰まっています。
右側の骨のすき間から出ている神経のルートを追いかけてみると、
- C5:力こぶや肩まわり
- C6:親指側のライン
- C7:中指と二の腕の後ろ
- C8:小指側のライン
へと、指先までダイレクトに繋がっている(デルマトーム:皮膚分節)のが一目で分かりますよね。
誰かにそこを揉んでもらったり、治療院で反射区を施術してもらったりするのも一つの方法ですが、ヨガを使えば、誰の手も借りずに自分自身でその大元の原因(首の詰まり)を優しくケアすることができます。
私の主宰する「呼吸ヨガ®」では、この首の些細な動きによるセルフケアをとても大切にしています。
首を左右に軽く倒す動きとして誘導すると、生徒さんから
「あまり動かしている実感がなくて、意味が分かりにくい」
と言われて悩むことがあります。
アクティブに動く強度の強い運動や、勢いをつけたり、ぐいぐい負荷をかけるストレッチに慣れていると、この繊細なアプローチの価値に気づきにくいのです。
首は本当にデリケートな場所。
首を倒す時に、雑に手で負荷をつけて強引に倒してしまうと、繊細な首の神経は身を守ろうとして逆に硬くなってしまいます。
だからこそ「そうではない」のです。
この簡単な首の動きを、あえて10秒ほどかけて超スローモーションで行う。
右に首を優しく傾けながら、反対の左肩をそっと床に向かって引き下げて、じわじわとスペースを広げていく。
スローな動きの中で、普段使われない「深層筋(インナーマッスル)」と深い呼吸が連動し始めます。
誰かに治してもらうのを待つのではなく、自分の呼吸のリズムをツールにして、自分自身の手で不調をそっと鎮めていく。
例えば、
ダウンドッグ→プランク→アップドッグ→ダウンドッグ
の繰り返しをゆっくりと行う。
あまり動かしていないようで、実は体の軸をしっかり動かしているからこそ、
じんわりと、時には滝のような汗が内側から湧き出てきます。
そしてレッスンの最後には、頭の雑念が消え去り、静かで深い「瞑想」の時間が訪れるのです。
まずは次のレッスンや日々のセルフケアで、ご自身の首の「1ミリの変化」をスローモーションで観察してみませんか?


















