高校一年生が大学受験を考える
:2011/02/19│
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就職氷河期と言われている昨今、将来何になりたいか、何をしたいかと考える事より、どの大学に行くのが、就職に有利かを最優先に志望校を考えているらしい。
久しぶりの新高二保護者会で聞いた話です。
現状を思えば仕方ないといえば、そうかも知れませんが、ちょっと残念ですね。
ただ一つ、いいなって希望を持てたのは、学部別入試オンリーから全学部入試が増えて来ているという事。
私の時代は全学部別入試なんて聞いた事なかったけど、要するに受験時は大学を決めて受験する(学部は決めなくていい)という事です。
自分がやりたい事を具体的に決められない受験生も多いはず。入学して学ぶうちにそれを決められるのは良いですね。
今の時代、新卒で入った会社に生涯過ごそうと考えて入社する人も少ないと思うし、その時々でやりたい事が変化していくのが自然だし、ファーストステップとして、最初の就職を考えていければいいと思います。どんなに回り道をしてもその過程が無駄ということは決してないはず、一つ一つの過程を積み重ねる事が次に繋がっているはず。それに気付けるのはずっと先かも知れないけどね。
高2になる4月からは選択科目が増えて大忙しの中、ほとんどの高校履修過程を終え、3年になると通常授業が減って、本格受験体制に入るみたいです。自主性次第で、どうなるか、大きな差が出そうです。
何事もチャレンジしないで、後悔するより、何でも恐れずチャレンジしてぶつかってみて欲しい!!!
頑張れ受験生!!!