アジャストの効果
:2014/04/10│
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ヨガのアジャストと聞いてどんな事が思い浮かびますか?
ポーズの修正? マッサージ? はたまた痛い!?(笑)
アジャストは受ける側も施す側も幾つかの注意が必要です。
ヨガインストラクターは、相手がアジャストを受ける余裕があるか、
感じ取る必要があります。
むやみやたらに修正するのではなく、まずは相手が
しっかりと呼吸をしているかどうか、緊張していないかどうか、
準備が出来ているのを感じとり、その上でアジャストを行います。
時にはそっと腰に手を置いたり、揺らして確認します。
触れない場合は、外側から相手の呼吸を感じて、
準備ができているようであれば、そのポーズの広がる方向へ
相手の呼吸に合わせて誘導します。
合わせてという意味は、ポーズを深める呼吸、
すなわち呼気に合わせるのです。
< > (クレッシェンド、デクレッシェンド)の様な感覚で、
そっと入って、ちょうど良い力加減を加え、そっとそしてさっさっと抜ける。
簡単な様で、アジャスト程奥の深い技術は有りません。
相手に怪我をさせないためにもとても大切な事です。
そして受ける側も先生のアジャストに合わせて、
呼気、脱力をすること、怪我なく心地よいアジャストを
受けるために気をつける事、是非覚えておいて下さい。
先生の暖かい手で行われるアジャストは、
道具を使うそれとは全く違います。
信頼関係の有る先生と生徒の間では頻繁に行われる
手を使うアジャストはポーズを深める効果が大変高いと言えます。