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レントゲンを撮ったら…”先天性変形股関節症”が消えていた

「先天性変形股関節症」を克服して
「先天性変形股関節症」と診断され、歩くときに違和感や痛みを抱えていませんか?
私は長年、股関節の不安を抱えながら生活してきました。特に若い頃は、胡座がかけない・膝が浮いてしまう・体が後ろに倒れてしまうなど、思うように動けず悩むことも多くありました。
そんな私が40代でヨガに出会い、日々の練習を続けた結果、先日整形外科でレントゲンを撮ったところ「変形性股関節症とは言えないレベル。全く問題ない」と診断を受けたのです。
先日、不注意から50センチほどの段差で転んでしまい、整形外科を受診しました。
打撲で「全治3週間」と言われたのですが、その際に股関節のレントゲンも撮ってもらったのです。
結果は予想もしないものでした。
先生からの言葉は、
「変形性股関節症とは言えないレベル。全く問題ありませんよ」
強いて言えば「寛骨臼(かんこつきゅう:骨盤のくぼみの部分)に小さな骨棘(こつきょく:骨のトゲ)がある程度」とのこと。
長年「先天性変形股関節症」として不安を抱えてきた私にとって、これはまさに衝撃的な診断でした。
バレエでの経験と歪み
実はヨガを始める前、私は約10年間バレエを続けていました。
バレエは美しい姿勢やしなやかな動きを育ててくれますが、私は「もっと柔らかく」「もっと高く」と無理をしすぎてしまい、左右の歪みが大きくなってしまいました。
股関節が常に屈曲(曲がった状態)気味だったため、前へのバットマン(脚を前に高く蹴り上げる動き)は比較的やりやすかったのですが、後ろへのバットマンはほぼ不可能でした。
ところがヨガで股関節を“ニュートラル”に整えていった結果、前・後ろ・横のすべての方向に、バランスよく脚を動かせるようになったのです。
「可動域を広げるための無理」ではなく、「正しい位置に整えることで自然に動く」という体の変化を強く実感しました。
ヨガとの出会い

40代でヨガを始めてからは、無理をせず呼吸に合わせて体を整えることを大切にするようになりました。
体幹の安定や筋肉のバランス、そして心の落ち着きが少しずつ整い、股関節への負担が和らぎ、歩き方も自然に変わっていきました。
思わぬ「完治」に近い診断
そして今回の診断。
医師から「問題なし」と言われたとき、長年の不安がスッと消えていきました。
もちろん医学的に「完全に治った」と言えるわけではないかもしれません。
でも私自身の実感としては、先天性変形股関節症がほぼ完治したといえるほど、体が変わったのです。
バレエをもう一度
今の私なら、もう一度バレエを「趣味」として再開できるかもしれない。
そう思えるほど、体も心も変わりました。
昔のように「無理を重ねる」やり方ではなく、ヨガで学んだ“体と心の整え方”をベースにすれば、もっと自由に音楽と一緒に体を動かせるはず。
そう考えると、未来が少しワクワクしてきます。
同じ症状で悩む方へ
股関節の不安は、生活の質そのものに直結します。
歩く、立つ、座る、そんな日常の動作が怖くなることもあるでしょう。
だからこそ、無理のない範囲で体を整えていくことをおすすめしたいです。
ヨガはそのひとつの方法にすぎませんが、呼吸を整えたり、軽くストレッチをしたりするだけでも「少し楽になる」感覚を得られるはずです。
「痛いからできない」ではなく、「できることからやってみる」。
小さな一歩の積み重ねが、股関節を守り、未来を変える力になると、私は信じています。
私が役立てたヨガポーズ
最後に、股関節を整えるうえで特に役立ったポーズをご紹介します。
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橋のポーズ(セツバンダーサナ):体幹を安定させ、股関節前面を心地よく伸ばす。

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鳩のポーズ(エカパーダラージャカポターサナ)準備まで:無理せず、お尻や股関節をじんわり伸ばす。

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トカゲのポーズ(ウッティタ・アシュワサンチャラナーサナ):股関節まわりを大きく解放する。

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アップドッグ(ウールドゥヴァムカシュヴァナーサナ):股関節の伸展を促し、腰回りをすっきりさせる。

これらを呼吸に合わせて続けていくことで、少しずつ股関節のニュートラルな位置を取り戻せたと感じています。
どうかこの記事が、同じ先天性変形股関節症や、バレエ・ダンス経験による股関節の不調で悩んでいる方に、少しでも希望や安心、そして実践のヒントになりますように。


















