チーズが作られる材料レンネットとは
:2012/03/21│
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チーズは乳製品のひとつに位置づけられていますが、
実は発酵過程で加えられるレンネット(動物由来のレンネット)は
子牛の第4胃袋から抽出される消化液だってご存知ですか?
それも乳離れしていない子牛、だいたい生後10日程度で屠殺されて
集められています。
消化液は反芻運動(嘔吐)では集められないため、
家畜を屠殺して胃を取り出して消化液を集める必要があるのです。
最近ではこの動物由来のレンネットに加え
微生物レンネット、遺伝子組み換えレンネットも使われる様になって来ています。
世界中のチーズでこれらの使われる割合は
動物由来(10%)微生物(45%)遺伝子組み換え(45%)だそうです。
微生物由来のレンネット
酵母菌、糸状菌、担子菌の培養液より、酸性水溶液で抽出して得られたものなどがあります。
遺伝子組み換えレンネット
子牛のキモシン(消化液)とアミノ酸配列が同じであるため、特性も同じである。
これを使ったチーズはカーフレンネットと味、香り、テクスチャーなどが
なんら変わりない。
日本でのこの遺伝子組み換えレンネットの利用は年々増加している。
私にとって、この事実はチーズは乳製品とは位置づけ出来ないものとなりました。
ベジタリアニズム(動物を傷つけない食事)の観点からは
この動物性レンネットは受け入れがたい事実です。
皆さんは何か気になりましたか?
遺伝子組み換えが気になるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
詳しくご覧になりたい方はコチラを読んでみて下さいね。