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真逆の瞑想法
:2017/07/08│
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さて、瞑想に関する記述、最近増えてきています。
ここでいう2つの仏教、金剛乗仏教と上座部仏教、真逆の結果が出ているという記述があります。これをどう思いますか?
上座部仏教の瞑想法は、副交感神経活動が活発になったことが検出されています。副交感神経系は休息や回復に関係しているとも言われますね。
それに対し、金剛乗仏教の瞑想法では、瞑想中も瞑想後も、リラックス効果はほとんどなかった。その代わりに、覚醒や「闘争・逃走反応」に関係する交感神経系が活発になったと言われています。
一見、副交感神経が優位になるのが正しい瞑想と思うかも知れません。然しながら、瞑想とは私たちの脳を活性化し、最大限の能力を発揮すべく状態に導くものなのです。
それは、アスリートがベストパーフォーマンスを成し遂げるために、最大限のリラックスと緊張感を保ち続けることが必要であることと似ています。
ヨガのポーズを深呼吸の中で成し遂げることは、この交感神経をピークに導くことに繋がり、シャバーサナ(最後の屍のポーズ)は副交感神経をピークに導くことに繋がります。
ヨガを実践するということは、それだけで「自律神経を整え、私たちの脳を活性化させるべく瞑想を実践している」とも言えるわけですね。
http://wired.jp/2014/08/20/meditation-improves-cognitive-performance/