シニアヨガ
自分で動かせる身体作り
日常生活を送る上で、必要となる活動性を維持できるだけの筋力の保持を目指すことでQOL( Quality of Life : 生活満足指標)の低下を防ぐことができるといわれています。 シニアヨガの最終目標は代謝の衰え、筋肉の衰えをいかに防ぐか、というところに集約されます。その前提として「できるだけ長く他人の手を借りずに暮らせる自由 」こそが、これからのシニア世代が望むものではないでしょうか。そのために必要となってくるのが、日々の活動に最低限必要な筋肉を鍛えていける軽い運動です。そのためには、自分の身体の重みの範囲内で四肢を自由に動かせる筋力の回復が大切になってきます。ヨガで動かしていくのは自分の腕であり、脚であり、上半身下半身です。自分の身体の重みを不自由なく動かせさえすれば、たいがいのことを自分でこなせ、それが高齢者の方々にとってかけがえのない自信 につながります。健全な自尊心 – クオリティオブライフを伴った老後をサポート
「今この瞬間」に感謝できる老後を
ヨガで行う呼吸法によって、高齢者の方々が陥りがちな過去や未来への憧憬、後悔などの気持ちを「今この瞬間を生きている必然」への感謝の気持ちに変えていけることも、シニアヨガが注目を集めている大きな理由です。今を生きているという実感は、高齢化に伴い襲われやすい「喪失感—健康の喪失、社会とのつながりの喪失、生活基盤の喪失、記憶の喪失」などをいかに「今のありのままを認めてもらえているという気持ち」に振替ることができるかにかかっているかと思います。ヨガの時間を通じ、高齢者ご自身が「今呼吸をしているのは今まさにこの瞬間を生きている自分なんだ」ということに気がつくのはもちろんのこと、シニアヨガでは「変わること」ではなく「変わらなくていいこと」「一人一人の高齢者の方々が今のままでかけがえのない存在であること」を伝えていく試みがなされています。
更年期に寄り添うヨガ
また、更年期はヨガを始めるのに最適なタイミングだともいわれています。これまで、自分のことより家族のことを優先してきた方たちにとってようやく自分の心と身体を見つめなお す余裕を持てる時間が始まるはずなのに、心と身体のバランスを崩し思うように生活のペースをつかめない、そんな時期、もし自分の体力に見合ったヨガクラスで友人を作れたら、健康状態の改善はもとよりどんなに孤独感から救われることでしょう。人は誰でも自分を大切にしたいという気持ちを持っています。それを素直に肯定する時間の始まりが更年期であり、ヨガはとてもいい伴走者になってくれます。
現在プライベートセッションでのみお受けします。
ご希望の日程をお知らせ下さい。
場所は東日本橋スタジオ1303(詳細はお申し込みの方にお知らせします)
又は日本橋201スタジオ 東京都中央区日本橋1-7-6日本橋日興美装ビル2F
となります。(201スタジオは平日昼間、グループクラス開催ない時間に受ける事が出来ます)
詳細スケジュールは以下HPをご覧下さい。
http://studio-shanit.com/201/